ふとまにの里は、現在、どのような形にするか設計中です。

でも自然は待ってくれません。

ほら、こんな感じ。

夏の気を受けて、草も元気いっぱいに伸びています。

盛りすぎた草は勢いを増して、通路へはみ出し、駐車場に侵入し…

 

さすがに草を刈るか、、、とつぶやいていましたら、

そばで聞いていたのはふとまにの里の造園作業を行なってくれるAさん。

Aさん:「それなら、風の草刈りをして見たら」

私   :「???」

 

風の草刈りとは、

草むらの中に、こんもりとした山のようなもの(オムライスみたいなの)を

草を刈り込むことによってたくさん作り、風の道を作り出す方法のようです。

ふとまにの里は盆地の底のようなところにあり、平らなので、

適当に山を作ればいいんじゃないか、とアドバイスいただきました。

 

そしてもう一つのコツは、刃のついた草刈り機で刈るのではなく、

ナイロン紐のついた草刈り機で刈ることだそうです。

ナイロン紐を高速回転させることによって、その回転力といいますか、圧で

「しばき倒す」ようにして刈る草刈機です。

このナイロン紐草刈り機で、草の節を折るような形で刈ること。

 

風の草刈りによるメリットは二つ。

・刃の草刈機で刈ると、草は「切られたからもっと強くならなければ!」と思って根を強く張り、

さらに大きく強く育とうとする。

でもナイロン紐で節を刈られた場合は、「風で折れてしまったのかもしれない。まあ、しゃ〜ないか。」

と感じて、そのままおとなしく佇み続ける。

・風の道を作ることで、地中の空気も風に引っ張られて動き出す。そのことで根の呼吸が楽になり、

今まで以上に頑張って根を張らなくてもいいと感じる。

 

結局は、草の感じるストレスを少なくして満足させ、必要以上の成長を抑える、

ということのようです。

 

これは面白そうだと思い、早速やってみました。

ここで研究所での学びを活かします。

鎮魂の時のように、目を半眼にして(←活かしたのはこれだけ)ボヤ〜っと草むらを眺めてみると、、、

漠然とした草の中に道が見えてくるではないですか。

その道に見当をつけながら草を刈っていきます。

仕上がりはこんな感じ…

Aさんの刈った場所を見たスタッフは、

「ミレーの田園風景みたい」といってくれまして…

 

広い場所なので、一気に作業というわけにはいきませんが、

少しずつ刈り込んでいこうと思います。

 

もし研究所にお越しの際は、ぜひご覧下さいませ。