先日の投稿で、オモダカという草が、田んぼで繁栄しつつある話をしました。

 

実は数年前から田んぼの除草(抑草)について、気になっていた方法があります。

それは、この本にチラッとだけ書いてあるものです。

残念ながら、この本の著者、高橋丈夫さんは、この本が出る直前にお亡くなりになられました。

この方は、静電三法などをもとに、ご自身で108°の結合をもつ水をつくられた方でもあります。

 

この本の中に、高橋さんが、田んぼの世話をしていた高齢のお父さんから、

「今年は疲れて世話ができないから、お前がやれ」

と、稲が雑草の間からなんとか顔を出しているぐらい、田植えからひと月半後の、草が繁殖した田んぼを託されます。

高橋さんは、除草下駄というものでむなしく草を踏んで歩きましたが、そのとき、

 

①水田の中で踏みつけた雑草の下から気泡が出ているのに気がついた

②これはメタン菌の出す炭化水素だと気づいた

③田植え後、稲の根の生長によって地中の酸素が大量に消費されているはずで、

田植え後ひと月半経った田んぼの土中は、酸素欠乏状態であるのではないか? と推測。

④水田の土中に酸素はなくても、

雑草は、地上部から酸素をとっているから元気

根から酸素を取り入れる稲は、酸素が不足しているから育ちが悪い

 

という風に考え、

 

①雑草を踏みつけて少しでも弱らせ、

②その後、水田の水を切って地割りを強制的に起こす

 

そうすれば、地割れ部分から酸素が供給され、一気に水田をプラスの酸化電場に替えてしまうことができるのではないか?

と考えたそうです。

 

その結果は、

稲がみるみる元気を取り戻し、踏みつけられた雑草は弱っていったそうです。

そして踏みつけられていない株間の雑草までも弱り、

クロゴアエという、除草剤でも除草の難しい球根類の雑草までもが、

収穫前にはほとんど消えていったようです。

 

このことを他の農家にも試してもらったところ、同じような結果が出たようです。

それどころか、それまでストレスを与え続けられていた稲が、水田の中で一気に解放されたかのように分けつを始め、

収量も増えていくことが分かったようです。

 

このことは数年前から知っていました。

しかし、通常、「稲は田植え後一か月の間に猛烈な細胞分裂をする時期で、その時期は田んぼに人が入って根を切っても、

再生能力が高いので問題ないが、ひと月後は根の再生に時間がかかるため、田に入ることで稲の生長を鈍らせることになる」

と言われているので、田植え後一か月以降に田に入ることを躊躇していました。

 

でも、

私は意識進化したんですかね、、、

常識を破る恐怖を吹き送り、高橋さんの方法をちょっと試してみようか、という気になったのです。

 

そこで、昔から使われている田車(私の地方ではこのように呼んでいます)を使い、

 

こんな風にして(でもこれは数年前の、違う田の写真)、

弱らせてみました、こんな風に。

 

真ん中より左が、抑草前、

真ん中より右が、抑草後、です。

右の方が、少し条間が見えるでしょ。

 

この後水を切り、乾かしています。

 

どのような結果が出るか、楽しみです。