今回はシンワデジタル土壌酸度計を紹介します。

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土壌の化学性で重要な項目として土壌のpHがあります。pH7が中性で、数字が小さいと酸性が強いと評価され、高いとアルカリ性が高いと評価されます。

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土壌溶液が酸性に傾くとアルミニウムイオンの過剰害などが発生しやすく、アルカリ性に傾くとリン酸、鉄、マンガンなどが吸収されにくくなります。

日本の場合、雨が多く、カルシウムなど塩類が溶脱し酸性化しやすい傾向があります。

適正なpHは作物によって異なります。多くの作物ではpH6〜6.5で良く生育します。ホウレンソウについては、酸性土壌になると生育障害を受けることは良く知られています。

 

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そこで、偕楽庵圃場でも計測してみました。

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pH7ジャスト! 中性でした。

ほうれん草にはぴったりですね。

この計測器には他の機能もついています。

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照度の測定

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土中の温度の測定

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外気温は23℃でしたから2℃土の中の温度が低いですね。

あと大まかな土壌水分の測定

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正確に測定する場合には「土を観る、その2」をご覧ください。

 

普通畑における改良目標値は6.0~6.5となっていますが、作物による好適と言われるpHの範囲は別で下図に示したようになります。

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作物によっては地力保全の基準値よりpHの好適範囲が高かったり、低かったりしています。したがって、作物を栽培するためにはそれぞれの最適範囲での栽培がベストと思われます。

おおまかには弱酸性程度がいいようですね。