水H2OとはH(水)とO(酸素)の化合物
このように私たちは教わりました。
しかし、私たちが飲んでいる水や自然に流れている水には純粋はなく、
色んな微生物や鉱物が混じっている。
科学で定義される同じ「水」などは自然界に二つと存在しない。
土も同じく、「赤土」「黒土」などと定義しているが、
それぞれの地域に、それぞれの土が存在していて、
水と同じく、色んな微生物や鉱物が混じっていて
同じ「土」は二つとして存在しない。
それを、その地の「土壌」(soil)という。
今日は、その土壌を観るためにロゴファームの圃場に穴を掘りました。
研究所の木下さんと二人、ひたすら穴を掘る。
75㎝ほど掘ったそのとき
放線菌を発見!
その脇に当時生えていたススキの根が・・・
最後に断面を均します。
どうでしょう。
3層に分かれているのがわかりますね。
植物の根は主に一番上の層(作土層)に集中しています。
作土層とは、主に耕運機等で耕した部分です。
これは土が軟らかく酸素分が豊富だから根がはります。
その下の層は粘土質ですが根が極端に少なくなります。
なおかつ、コンバイン・重機等の重力で押し固められ、
土が固くなっています。
この層を(硬盤層)といいます。
この層を軟らかくしていくことで、
植物は根をはることが出来、
成長は格段に変わっていきます。
次回はこれを数値的に見ていきます。
ではまた。
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