裂石の石の割れ目の部分、
それはそれはたくさんのドングリが落ちていました。
中には根を伸ばし始めているものも。
ドングリは年内に根を出し、
来春にはドングリの殻を破って、
目を地上に出します。
ちょうど、身の部分が双葉になっています。
かの行基は、西暦700年頃の話ですが、
この裂石の割れ目に芽生えた萩の木で、
11面観音像を彫って奉納し雲峰寺を開山したといいます。
あまりにいっぱいあったので、拾ってまいてみることにしました。
30時間水につけ虫を出し、浮いたドングリは除外します。
ドングリのあくも出て茶色い水となります。
中には根が出てるものも。
それをばら撒き、薄く土と落ち葉を被せます。
ドングリは乾いたり、根が凍結すると育ちません。
最後に水をたっぷりかけて完了です。
ようするに、自然と同じような環境さえつくってあげればいいということです。
今回は実験中の特別な土も混ぜて見ました。
「裂石ドングリ」来春ポットあげして、
夏に根がはってからになりますが、
希望者には土ごとお送りしますね。
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