朝5時頃、布団の中でふっと気配を感じて、
ガラスの網戸越しに 偕楽庵の庭をみたら「鹿」がススキの新芽を食べている。
その距離3m、まだ向こうは気づいていない。
あっ、目があった!!
今まで鹿は何度もみたが、
警戒心が強いので餌を食べている仕草は間近では見たことない。
今回は貴重なシーンを見れました。
ここ偕楽庵は野生動物たちの天国なのです。
野菜を植えるのはいつかとばかりに待っているよう・・・
昔から「鹿は神の使い」というそうです。
日本国内で、神の使いの対象になった動物は
ほ乳類から、鳥類・は虫類など幅広いものがあります。とはいいますものの、シカはその中でも、世界各国の多くの民族文化に古くから重要な影響を与えているようです。
シカには”俊敏” “非力”などの象徴、また山間部の多い 国土の70%が山岳地の日本では険しい山をさっそうと駆け抜けるシカに神の使いと映ったのではないかと考えられます。源義経のひよどりごえなど、戦のエピソードとしてシカが出てくるのも
シカが谷を駆け降りていくことで神が我々の味方だというように軍の士気に結びつけたのかもしれません。なお、シカに関しては、次の神社で神の使いとしてまつられています
春日大社・鹿島神宮・厳島神社
神使(しんし)は、神道において神の使者(使い)もしくは神の眷族で神意を代行して現世と接触する者と考えられる特定の動物のことである。「神の使い(かみのつかい)」「つかわしめ」などともいう。時には、神そのものと考えられることもある。神使(しんし)は、神道において神の使者(使い)もしくは神の眷族で神意を代行して現世と接触する者と考えられる特定の動物のことである。「神の使い(かみのつかい)」「つかわしめ」などともいう。時には、神そのものと考えられることもある。
Wikipediaより
今では獣害として目の敵になっています、
また、間引きと称してハンターに駆除されています。
奈良公園の鹿のように
人間と鹿が平気で共生できるような、
そんなファームが出来たら素晴らしいですね。
当面ここ偕楽庵の圃場(五次元)は、裂石圃場(四次元)と違って鹿柵をはりません。
これから登場する農業用ロゴストロンなるもので、
鹿との共生を試してみたいと思っています。
やってみて・・・食べられたら、鹿柵はります(笑)
「共存」と言う言葉大好きです❣️
昔の森は広葉樹が多く豊かで、鹿の餌となるドングリや木の実も沢山あったから、里に降りる必要もなかったようですね。あとオオカミも生息していましたから、自然界の生態系のバランスもとれてたのでしょう。
そこに人間はお金になる針葉樹を植え、家畜を襲うオオカミを殺し絶滅させました。
ですから、今その煽りを受けています。
一時も早くそこに気づいて、在り方を見直してもらいたいところですが・・・。