一泊二日北海道の強行視察。
とにかく畑の規模が違う!
帯広市内から30分くらい、日高山脈の麓にある牧場。
微生物たっぷりの餌で育った牛たちを見に。
まずびっくりしたのは、
「牛の糞の臭いがしない」
餌に混じっている微生物群
日本中を歩いて厳選した微生物
150種ほどが、このなかでコロニーを形成している。
いわゆる「スーパー微生物」などという
スペシャルな微生物は存在しない。
あくまで集合体として「スペシャル」となっているという。
ポーズをとる雌牛。
顔を舐められました。
ここの牛たちはなつっこくストレスが無さそう。
牛舎の脇の土も臭いがない。
ふっと立ち止まる先生。
その足元にある水溜りを見ると、
焦げ茶色の水が。
触ってみると、ツルツルしている。
昨日入った十勝の「モール温泉」のお湯に似ている。
これは、紛れもなく腐植物質のフミン質・フルボ酸だ!
といいうことは、
牛たちの排泄物中の微生物が土を腐植物質にかえているということ。
尚且つ、牛肉自体もサシ(脂分)が入ってめちゃくちゃ美味しい。
写真は昨晩頂いた「牛トロ寿司」だが、
全く臭みもなく霜降りで美味しい。
右は大トロと呼ばれている背中の肉の脂身ですが、
これも、手の上で体温で溶けるのです。
こんな牛肉は今まで食べたことがありません。
そんなスペシャルな牛トロを加工しているのは、
先ほどの牧場で育てた牛でここで加工しています。
異様な格好ですが、
中に入るのに徹底した衛生体制。
写真は撮れませんでしたが、
数々の最新式の機会が綺麗に配置されています。
数々の受賞。
素晴らしいですね。
その微生物たっぷりの堆肥を150キロほど分けて頂きました。
これで1ヶ月放置されたもの。
レンタカーに詰め込む
牛糞と肩すり寄せて車に乗る。
普通なら臭いで耐えきれないところでしょうが、
全く臭いがしません!!!
早速、塩山ロゴファームに送りました。
ミミズも一緒です。
塩山に十勝の土で小さな畑を作り実験してみます。
おまけですが、前日訪れた帯広百年記念館
ここには、なんと世界最古の縄文土器があります。
ラッキーなことをそれを見ることができました。
1万4千年前の土器!
どんな暮らしをしていたのでしょうかね。
最後になりますが、
二日間の北海道ハード研修。
その中で見えてきた「五次元農法」のヒント
それは、古くから日本にある「肥溜め農法」
結局原点に戻っていくのですね。
それをイメージでイラスト図にまとめてみました。
こんな感じでしょうか。
微生物の仲介によって、循環を生み出し、
大地(地球〜アイウエオ)と人間が一体となれますね。
微生物たっぷりの野菜を
ロゴファームより皆さんにも提供できることになります。
楽しみにしておいて下さいね。
では、また!
細かくしていくと良く分かるようですが、微生物との共生で好循環している世界はまさにロゴストンの最小単位の世界ですね。ロゴスは最小なので公の循環型社会を作れるのですね。
荒木さん、私もそう考えています。
微生物の世界は深いですが、何らかのヒントがあるように思えます。