偕楽庵圃場の土壌の調査も終りました。

「さぁ、これから牛糞堆肥を土に混ぜて種を蒔くか!」

と息巻いていた矢先。

北海道から持ち帰った堆肥を実験用の畝の土に混ぜようとしたところ、

団子状態になって混ざりません・・・

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折角、野田くんも手伝いに来てくれましたが、二人で悩みました。

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通常未熟な堆肥を土に混ぜてしまうと、酸素や窒素が奪われてしまい、

むしろ植物を弱らせてしまいます。

しかし北海道で中野先生には生でも大丈夫と聞いていたので、

さほど調べもせずに鵜呑みにしていました。

 

案の定でした。

無知とはこのことです。

情けない・・・・

 

知り合いの牧場長に電話をしたところ、

「生では混ざらないから乾燥させないとダメだよ」と

そこで、急遽作戦変更してブルーシートに牛糞を広げて乾かすことに。

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おりしも梅雨時

どのくらいの期間で乾燥してくれるのかも想像できません。

とりあえず、実験は断念延期。

 

事務仕事もたまっていましたので小淵沢に帰りました。

途中、中央高速釈迦堂PAで気分転換に「釈迦堂遺跡博物館」に立ちよる。

縄文人はどのような農業をしていたのだろうか?

「いや、農業はしていない」

そうだろうか?

でも、牛糞を撒いたりとかはしていないだろう。

縄文人には今の僕のような悩みはないだろう。

などと、ひとりごとを言いながら拝観。

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「君は何をやっているの?」と土偶ちゃんに笑われました。

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ついでにこの迫力!躍動するアートです。

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ここ釈迦堂遺跡では1116点の土偶が発掘されていて、

日本中で出土している土偶数の10%をここ山梨の釈迦堂遺跡が占めている。

「なんのために作ったのだろうか・・・」

一説には祈りのために作ったという。

 

インディアンの言葉で

「人間は大地にクワをいれてから、破滅に向かった。」

というような言葉がある。

 

私たちは、長年大地にクワや・機械、そして建造物と

むやみやたらに大地を穢してきたのかもしれない。

 

今日はショックを受けた上に

自分は果たして正しい選択をしているのだろうか?

と考えさせられた日でした。

 

また、僕ら人間が穢した大地に対して

「祓い」「鎮魂」など古神道の役割・意味も理解できた日でもありました。