京都府綾部では、米作と大豆の栽培を行っています。
園主の宮園裕之さんは、8年前からここで米農家を始めました。
1町3反(1000㎡×13枚)の田んぼがあり、
無農薬、天日干しにこだわった米を作っています。
今年は「お田植祭り」の神事を盛大に執り行いました。
白袴姿の宮園さん。
祭祀の後、宮園さんの仕切りで、参加者の皆さんと昔ながらの方法で田植えをしました。
綾部の田んぼには、こんな風景があります。
通常は機械を使って田植えと稲刈りを行っていますが、
収穫した米は機械で乾燥させるのではなく、天日干しをします。
天日干しした米は、機械で乾燥したものとまったく味わいが違います。
ここで育てている品種は、知る人ぞ知る「イセヒカリ」。
伊勢神宮の神殿で栽培されていたコシヒカリの中から、
突然変異で生まれた“奇跡の米”です。
宮園さんはこのお米で米麹を作り、綾部で採れた大豆で味噌を作っています。
昨年は宮園さんの指導のもと、綾部の米麹とロゴファーム塩山で採れた大豆、
釜炊きで作られた淡路島の「自凝雫塩(おのころしずくしお)」を使って
味噌を仕込みました。
出来上がりが楽しみです。
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